トライアスロン

コラム:大会がなくてもモチベーションを高める

大会にエントリーした瞬間、トレーニングへのモチベーションが高まりますね。このコロナ禍で大会が減少し、モチベーションが下がった人たちをみて、「やっぱりトライアスリートって大会に出ることを楽しみにしている」と、改めて認識しました。生活パターンも変わり、大会も減り、モチベーションが上がらない方も多いかと思います。

大会がなくてもココロをコントロールして、逆に大会がない事をプラスに考えて活動をしたいですね。今日はそんなお話をさせていただきたいと思います。

 

■外発的動機付けと内発的動機付け

ご褒美を設けて、トレーニングを継続させるという手法を外発的動機付けと言います。スポーツ選手の賞金や年棒アップや、パンを買ってポイント集めってお皿をもらうというのが代表的な例ですね。

内発的動機付けというのは、その行為そのものを楽しむ事を言います。「走る事がことが楽しい」「上達することが楽しい」「あの店のあのパンが好きだから買いにいく」というような行動そのものが楽しいという動機です。

日本は、スポーツを手段として使ってきた歴史があります。教育の手段としての体育、戦争のために身体を鍛える手段としてのスポーツで、遊びから発展したスポーツとちょっと違う発展の仕方をしていました。

遊びにルールができ、文化としてスポーツが広まった欧米は、「スポーツを楽しむこと」がメインの動機。「楽しむことを追求していったらオリンピックがあった」というような考えが多いようです。残念ながら、2000年シドニー五輪の頃でも、選手が「オリンピックを楽しんできます」とコメントしたら非難されておりました。

 

■視点を変えてみる

怪我により試合に出れない時期があり、手術や入院などで体力もかなり低下してしまいます。それでも、前よりも強くなる理由ってなんでしょうか。

試合や他の選手とのトレーニングができない期間に、その時にできる事を考え、不得意なこと、時間がなくて出来なかった事にじっくり時間をかけて行うことができるのです。それにより、怪我をする前より体の動きが良くなり、以前は苦手だった運動強度も強化をする事ができる時間ができるから、強くなります。

レースがあると、「得意な事」「今できる事」「頑張る事」に集中してしまいがちです。しかし、コロナ禍でレースに出場する時間が少なくなってしまいましたので、大きく深呼吸して視野を広げ、今まで注目してなかった事に視点を変えてみてはいかがでしょうか。

■時間があるからやりたい事(例)

【スイム】
できなかったドリル
コーチに指摘されていた動き
ゆっくり長くフォームを意識して泳ぐ
海で泳ぐ回数を増やす

【バイク】
ポジションの見直し(フィッティングを受ける)
坂道、コーナーなどのテクニック向上
MTBにチャレンジ(<< ナカジマからのオススメ)
ペダリングの見直し

【ラン】
フォームを徹底的に修正
ゆっくり長く街ラン
トレランにチャレンジ

パワーがない人はウェイトトレーニングをやったり、逆にパワーでバイクに乗っている人は、低強度のトレーニングをじっくり行ったりするなど、いつもと違うトレーニング強度でトレーニングする時間を取り入れたり、身体が硬い人はストレッチングに時間を使ったりすることもおすすめします。

「レースがないからトレーニングを止める」ではなく、「レースがないからいつもと違う”上達”を楽しむ」と視点を変えてトライアスロンを楽しむための期間にしていただけたらと思います。

※元の記事を読む>>>

※オアシスATAページはこちら>>>

※オアシスのスポーツスクールページはこちら>>>